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2018.06.19

富山名物!氷見うどん

こんにちは!

 

暑い日が続きますね。

昼食に素麺や蕎麦、うどんを食べる機会も

増えているのではないでしょうか?

 

 

 

本日は、その中でも全国的に有名な

富山の「氷見うどん」について

 

 

氷見うどんは

讃岐うどん(香川県)

稲庭うどん(秋田県)と並んで

日本3大うどんと呼ばれます。

 

この3大うどんに選ばれるほどの

おいしい氷見うどんですが

特徴はといえば、なんといっても

その独特の強い腰と粘り

餅のような感触と風味

のどごしの良さと歯ごたえ、というのが

わかりやすい定番のキャッチフレーズです。

 

この食感をうみだす大きな理由は

氷見うどんは「手延べ」という製法で

つくられているということです。

うどんというと一般的には

いわゆる「手打ち」で粉をねり上げた生地を

こねたり、踏んだりしてから平たく伸ばし

包丁でトントンと切って麺を作る製法は

だれもが一番イメージがしやすいのではないでしょうか。

 

手打ちで有名なのは讃岐うどんです。

もちもちとした弾力(いわゆるコシ)が手打ちの特徴ですね。

これに対し氷見うどんを作るときの

「手延べ」とは、粉をねりあげた生地を

広げて伸ばすのではなく棒やロープのような

長いかたちにして何度も両方から引き伸ばし

それを繰り返して細くなるまで伸ばし続ける

という製法です。

 

そうめんやそばなどわりと細い麺をつくるときの

製法になることもありますが

手延べの特徴としては歯ごたえというよりは

やはり「のど越し」ではないでしょうか。

そして、じつはこの「手延べ」は「手打ち」の

十数倍は手間がかかる製法のために生産量が少なく

氷見でつくられる手延べうどんは

長い間「幻のうどん」と呼ばれていました。

 

現在は、氷見市に3社ある製造元が製麺・販売に力を注ぎ

氷見うどんは広く流通するようになりました。

そして、この氷見うどんのすごいところは

「手延べ」といっていますが実は

「手打ち」の要素もあわせもっているということです。

生地をつくる工程で

まるで手打ちの工程のように手でこねたり

足で踏んだり、を何度も繰り返します。

 

これにより手打ちのように麺の粘りと弾力性を追及します。

そして手延べでは引き延ばす際に

油を使うことが多いですが

氷見うどんは油を使わずに伸ばします。

 

これにより、うどんの麺の旨みだけが十分に引き出されます。

そして伸ばす作業は昔ながらの

手間のかかる方法でじっくり熟成させながら時間をかけて行います。

そうして出来上がった氷見うどんは

「手打ち」の良さである

強いコシと粘り、モチモチした弾力性と

「手延べ」の良さである

ツルンとしたのど越しと歯ごたえ、風味

の両方の良さをかね備えた、美味しいうどんとなります。

 

 

さらに!

富山県全体の食べ物に共通することですが

とにかく富山はどこでも「水」がきれいなので

製造や生産の中で少しでも水が関係してくるものは

間違いなくおいしいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

これからの暑い時期

是非、氷見うどんを食べてみませんか?

 

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