2018.02.06
意外と知らないチョコレートの事
もうすぐバレンタインですね。
そこで本日はバレンタイン前に
意外と知らないチョコレートのお話しを
したいと思います。
まずは
①チョコレートは原型は薬
チョコレートの材料となるカカオ豆は古くから人間に利用されてきました。
その歴史は紀元前2,000年までさかのぼるといわれます。
そして南米ではカカオ豆をすりつぶして
トウガラシなどの香辛料を加えて飲み
薬として珍重されていたといわれます。
②チョコを食べ過ぎても鼻血は出ない
「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」
なんていわれることがありますが、
これには医学的根拠はありません。
甘いものを子供がたくさん食べないようにと
親心からの迷信という説です。
③板チョコの溝は何のため?
板チョコには縦横に溝が走っています。
これは製造を早くするための工夫なのです。
溝を作ることでチョコレートの表面積を大きくし、
早く冷えるようにしているそうです。
④板チョコはなぜアルミで包まれている?
板チョコはアルミ箔で包まれていることが多いです。
これは主に匂い対策のため。
カカオパウダーは匂いを吸着しやすい性質があります。
チョコレートに他の匂いが移らないように
またチョコレートの匂いを他のものに移さないために
気体を遮断しやすいアルミ箔で包装するそうです。
また油脂分の変質を防ぐなどの効果があることも理由の一つです。
⑤実はチョコレートは体に良い
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは
活性酵素を抑える作用があることが知られています。
ある実験結果ではカカオポリフェノールの摂取により
血圧低下、HDL(善玉)コレステロール値上昇などの効果に加え、
BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇や、
炎症指標と酸化ストレス指標の低下を新たに確認されました。
このようにチョコレートは健康に寄与する食べ物なのです。
⑥チョコレートの種類
ご存知かもしれませんが
実はチョコレートには「チョコレート」と
「準チョコレート」という2種類があります。
まず「チョコレート」とは
カカオ分が35%以上、あるいはカカオ分21%以上で
カカオ分と乳固形分の合計が35%以上の
チョコレート生地を全重量の60%以上使用したもののことです。
そして「準チョコレート」とは
カカオ分が15%以上、あるいはカカオ分7%以上
かつ乳固形分12.5%以上の準チョコレート生地を
全重量の60%以上使用したもののことです。
もちろん⑤で紹介したような効果は
「準チョコレート」よりも
「チョコレート」の方が高いと言えます。
さて、いかがでいたでしょうか?
甘いものを普段食べない方も
バレンタインぐらいは
チョコレートを食べてみても
良いかもしれませんね♪