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2019.12.19

日本の伝統文化-年賀状-

あと2週間足らずで2020年を迎えようとしています。

大掃除にお正月用のお買い物、そして年賀状。

まさに師走ですね。

今日はその年賀状について。

 

私も調べるまで知りませんでした。

年賀状の歴史は古く、平安時代からあったそう。

この時代、年の始めにお世話になった人や親族の家を周り

挨拶をする「年始回り」の習慣も広まったそう。

 

 

大正時代まで広く行われ、正月の通りはそんな人々で

混雑するほどだったとか。

 

江戸時代になると付き合いも広くなり書状で挨拶を済ませることも増え、

これが年賀状のルーツだとか。

 

不在の際には年始のお祝いの言葉を書いた名刺を名刺受けに入れるという

簡易スタイルも登場したそう。

今でもありますよね!仕事の年始回りで「謹賀新年」の賀詞入りの名刺!

こんなとこから来てるんからですね!

 

明治4年から郵便制度開始で、年賀状が一般にも広がったそうです。

明治6年には郵便はがきの発行が始まり、

明治20年には年賀状が激増したそうです。

元日の消印を狙って年末に投函する人が増え、郵便局員は不眠不休で

消印作業に追われていたようです。

こんな大変な作業だったので、取り入れられたのが年末の内に受付けて

元日に配達する年賀郵便の特別取扱い。

今のお年玉付き年賀はがきが登場したのは昭和24年の12月。

すっかり国民的行事になりました。

 

年明けの楽しみの一つでもありませんか?

皆さんはお年玉付き年賀状、当選したことありますか?

私個人で言えば1度もありません(泣)

初回の特賞はミシンだったそう!

その後、家電や旅行などがあったそうです。

平成26年から1等商品が現金になりました。

好みの多様化の世相が反映したんでしょうね!

来年は当たらないかな~

 

年賀はがきは国民一人当たり約27枚だそうです。

私もだいたいそのくらいです。

父は現役時は180枚ほど出していました。

定年してもまだ80枚作成しています(私が!笑)

毎年重い腰を上げ1週間ほどかけ準備していますが、大切な繋がりのツールです。

皆さんも年賀状作成の最盛期でしょうか?

ステキな年賀状が皆様に届きますように。

 

そうそう!

年賀状には消印がありませんよね?

12月15日~1月7日までは年賀状として出した場合、消印は押されません。

なので、1月7日までは年賀状として受付けてもらえるのです。

1月8日以降に年賀状を出すときは「寒中見舞い」として出すのが正解です!